Green house

ランチの後、アメリカ人ボランティアのAveryにグリーンハウスを見せてもらった。土の、水の、緑の匂い。生き返る~。本当に良いにおい。いつも室内でパソコンに向かってるから、こういうオーガニックのにおい欲してた。

 

今このグリーンハウスでは、ペッパーと、きゅうりと、トマトと、バジルと、パセリと、数種の葉物野菜を育てている。温水をくみ上げてパイプに流し、そこから出る熱でハウス全体をあたためている。プラスチック製のビニールハウスと、ガラスで出来たハウスがあり、新たにもう一軒建設中。来年に完成予定だそう。

そしてマネージャーのIngiに会うことが出来たので、コンポストの中身について教えてもらった。今は、コミュニティ内に生えている草をカットしたものと、温室の土を混ぜていることが分かった。動物の糞やランチでの残飯は含めていないのだそう。

彼からは以前頼まれ事をしていて。それは「インクがついた紙や段ボール箱をまぜてコンポストを作っても、そこから育てた野菜は有機野菜と見なされるのか」ということ。ここSolheimarでは農業のみならず林業もオーガニックで行っている。有機林業に関しては、アイスランドでは唯一の存在。

上記の質問を、彼から教えてもらった「TUN」という有機認定?の組織に聞いていた。そしてTUNからの返信によると、紙や段ボール、新聞紙を堆肥化して畑に使っても問題なさそう。良かった!

紙は土に溶けにくいけど、今後バイオダイナミック農法を取り入れて牛を飼うかもしれないとのことだし、紙類も上手くコンポストされるのではと期待。

そして今日新たに、紙を「バイオエタノール」にして車のガソリンに利用する実験が京都市で始まっていることを発見!

http://sankei.jp.msn.com/life/news/110819/trd11081919000014-n1.htm

ここSolheimarでも、電気は地熱と水力からのクリーンエネルギーを使っているけど、ガソリンは普通のガソリンだから、これは実現出来たら良いかも!まだ実用化には時間がかかるだろうし、高いだろうけど、さすが日本の技術!