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エコビレッジに滞在するのは、ここで8カ所目。

 

Solheimarに来てもうすぐ1ヵ月が経つ。最初の2週間くらいは長く感じてたけど、今はもう1ヵ月という感じ。

慣れてきたこともあるけど、住民の中で気を許して話せる人、フィーリングが合うと思う人と知り合えたことが一番大きい。同じ日本人でもしっくりくる人というのは多くはないから、国が違えばなおさら。言葉が違うし、お互い英語は第二外国語だから、完璧にすべてを分かり合えているわけではない。

けど、国が違えど文化が違えど言葉が違えど、通じたと思える瞬間はあり、そういう相手はいる。そしてそういう風に感じて、ある意味寄りかかれる人、受け止めてくれる人がいるというのは、本当に幸せなこと。救われる。

らしさを失いそうになっていた、踏ん張ってはいたけど頑張ってはいないと感じていた時期は何とか乗り越えたかな。

 

ボランティアやインターンという形で滞在するのは、このコミュニティが2カ所目。1カ所目はDenmarkのSvanholm。Svanholmには2008年に1ヵ月間、ゲストワーカーとして滞在した。その時に感じたこととを今も感じる。

それは、住民とボランティアの間には壁があること。これはある意味当たり前かもしれない。一時と永住という時間の違いは、やはり壁として出てくる。でもそこを何とか打ち破れたら良いなと思う。特にランチタイムは綺麗にボランティアと住民と別れる。もちろんボランティアと住民が混じる時もあるけど。そして住民同士もだいたいいつも同じメンバーで食べている。

もし私がボランティアを受け入れる側なら、うまく混じるような仕掛けを創りたい。一時でもせっかく来ているのだから。

 

3ヵ月間滞在というのは今までで一番長いことになる。

何が見えるか、何を見るのか、何を見ようとしているのか。Let's see.