風力発電大国。
自転車大国。
でも一番のエコロジーは、
人々の意識。
イメージとして定着しつつある「風力発電」と「自転車」。
その他に、あまり知られていない特徴ある取り組みが、
「オーガニック食品」の購入と
「断熱」材の使用。
「Organic」
日本ではまだ馴染みがない「オーガニック」への意識は、デンマークでは非常に高い。実際、デンマークのほぼすべてのスーパーマーケットにて、オーガニックの野菜や食品を扱っている。
このような食べ物を選択し、購入することは、「環境保護へとつながっている」と言うデンマーク人は多い。
デンマーク大使館のホームページでは、
「オーガニック食品の方が人にとっても、そしてもちろん自然に対しても、健康的であるという研究発表がなされている。 オーガニック食品は、味が濃く、よりビタミンやミネラルが豊富に含まれている」
と説明している。
エコビレッジ「Svanholm」にて有機農業を営むBoさんは、
「有機農業は地下水を保護することになり、土壌中の微生物のいのちを大切にしている」と話す。
「断熱」
住宅を建てる時、「断熱材」を厚くすることにより、のちに使うエネルギーの量を減らしている。
事前にこのような仕組みを作ってしまえば、無理なく取り組める。この”防ぐ”視点が重要。
断熱の仕方も工夫していて、例えば自然素材の断熱材の利用したり、外側にそれを入れたりしている。
多くのデンマーク人が「断熱」の重要性を挙げていて、日本でも注目すべきものだと感じた。